2021年度 終了報告と各種ご質問について

発行日:2021年08月30日 - 月曜日

【大会終了の御礼と各種ご回答】
2021年8月15日をもって、第10回カレッジフラコンペティション2021が無事終了いたしました。本日8月30日まで新型コロナウイルス感染症の発症報告は受けませんでしたので、皆様にご報告いたします。出場者の皆様、ご観覧者の皆様、スタッフの皆様、感染症対策にご協力いただき誠にありがとうございました。

10周年まで継続して開催できたのも、これまで関わってくださった全ての皆様のおかげです。おかげさまでカレッジフラコンペティションは多くの学生から愛される大会になりました。今後とも実行委員会一同、学生の皆様に成長する機会をご提供すべく尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、終了後に実施したアンケートで様々なご意見をいただきました。今後も皆様に信頼していただける大会であり続けるため、多く寄せられたご意見について実行委員会の見解を掲載させていただきます。

(1)リモート審査について
【ご意見】
①どこの角度から撮影しているのか。
②1日目の配信が途切れ途切れになっていたが、ハワイでの審査は滞りなく行えたのか。
【回答】
①写真の右下にありますように、①②表情や手元が見える寄りの画を左右から ③全身が映る画 ④動きが分かる舞台全体が映る画 の4画面を撮影し、クムにご覧いただいております。

②配信はストリーミングシステムを使用していたため、若干のラグや画像の乱れがございましたが、クムにご覧いただく通信用の回線とは別のものを使用しているため、ハワイ側では画像の乱れ等はありませんでした。よって、審査への影響もございませんのでご安心ください。

(2)音響・照明トラブルについて
【ご意見】
音響や照明の間違いがあったが、審査に影響していないのか。
【回答】
音響・照明トラブルについては実行委員会の責任ですので、該当される出場者・出場団体様にはお詫び申し上げます。ただ、審査についてはトラブル発生後に「現在の間違いは審査には影響しないのでご心配なく」とハワイからの連絡をいただいております。今後このようなことがないよう対策を練っていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

(3)審査について
【ご意見】
クムと関係のある学校が受賞する様子が見られるが、公平な審査が行われているのか。
【回答】
フラは芸術であり文化ですので、たとえば陸上競技のように明確に秒数で点数をつけることはできず、審査員の好みが審査に表れることはあるかと思います。また、「公平な審査が行われている」ことを改めて証明するのは難しいことです。ですが、クムたちはハワイの文化を愛し、学生生活をフラへ捧げる学生への感謝・敬意を持ってくださり、全ての出場者の皆様のフラが今後も素晴らしいものになっていくよう想いを込めて審査し、ジャッジシートを記載してくださっています。そのことは、ジャッジシートを見た出場者の皆様が一番感じていただけているのではないでしょうか。ぜひ、審査員であるクムフラの皆様を信頼し、今回の結果を皆様の今後のフラライフにお役立ていただけますと幸いです。
なお、実行委員会による公平性の担保としては、規定にも記載の通り、ジャッジの点数は「恣意的な高得点や採点の偏りを防ぐため、最高点と最低点を除いたものの合計と最高点と最低点の平均値との合計点を審査ポイントとして採用する」としています。また、出場資格についても「エントリーした者が、発表されたジャッジメントの日本校でクムフラ以外の先生を介さずに恒常的に直接そのクムフラから指導を受けている直弟子に該当する場合、参加することはできない」としています。

(4)エントリーについて
【ご意見】
①エントリーの規定数はどれくらいなのか。
②ソロ部門の出場者が決まるのが遅かった。
【回答】
①出場枠数は毎年同じではありません。現在利用している関内ホールは公共施設であり、毎年横浜にある複数大学にご協力していただき、利用の抽選を行っているので、毎年2日間希望する日時がとれるとは限らず、それによって何団体出場できるかが決まるためです。2021年については2日間ホールがとれたため、2020年より多くの方にご出場いただけました。また、今年のソロ部門の総エントリー数は27名(1名辞退)で、10名が団体出場によるプロテクト枠で出場が決定しました。残りの16名のファクトシートをクムに審査していただき、9名の出場が確定致しました。団体部門は15団体からの応募をいただき、全団体にご出場いただきました。このように、ソロ部門は来年以降も出場が難しい状況が予想されますので、確実に出場されたい方にはフラサークル/部への入会/入部またはご自身での立ち上げを推奨いたします。実行委員会でもサポートすることができますので、ご興味のある方はお気軽に実行委員会までご連絡ください。
②今年は、以前からリクエストの多かったファクトシート講座を急遽開催することにしたこと、また新型コロナウイルス感染症の影響により実行委員会で延期開催の可能性も検討していたことから出場者確定が遅くなってしまいました。ご心配をおかけした皆様にはお詫び申し上げます。皆様に来年以降、出場者が確定する日時を予め皆様にお知らせするようにいたします。

(5)リハーサルについて
【ご意見】
リハーサルの時間が短かった。
【回答】
(4)エントリーについて、の回答でも記載の通り、毎年十分な時間・施設が確保できるとは限らず、今後も十分な時間が毎回確保できるとはお約束できません。また、今回利用した関内ホールは早くとも朝8時からの入場しかできず、皆様がチェックインされる際には部屋の準備・感染症対策の準備・ホールの仕込み等を終了させていないといけない事情などもあり、今回もリハーサルができるギリギリの時間から始めております。ご理解・ご協力いただけますと幸いです。

(6)控室について
【ご意見】
各校で使える控室が異なり、不公平感があった。
【回答】
毎年、とれるだけの控室は確保しておりますが、コンペティションの性質上参加者数が多く、皆様に同じ控室をご提供できるわけでないことをご了承いただけますと幸いです。今年は感染症対策もあったため、より厳しい状況でございました。控室の割り当ては、特定の団体を贔屓しているということは全くなく、人数・利用時間等を全て考慮のうえ行っております。なお、今年は密を避けるために一部外部のスタジオもおさえ、使用人数を分散させるための対策も行いました。

(7)DVDの映像について
【ご意見】
配信映像とDVDの映像は同じなのか。
【回答】
皆様からのご意見を尊重し、引きの映像を取り入れるなど、これから編集を加えたものを販売予定です。なお、当日の演舞映像につきましては有料動画配信サービスのアロハネクストでも配信いたしますので、映像が気になる方はそちらでご確認いただいてからDVDをご購入いただくのも良いかと存じます。

(8)スタッフの対応について
【ご意見】
スタッフに質問をしてもわからないことがあった。
【回答】
実行委員会の手配に行き届かない場面があり、ご不便をおかけいたしました。カレッジフラコンペティションは、複数大学の学生ボランティアの助けをお借りしながら運営しております。ただ大会に出場するだけでなく、裏側も体験することでより様々な視点を持てるダンサーに成長していただきたいという気持ちからこのような取り組みを行っております。今回は事前にWebでオリエンテーションも行っていましたが、今回アンケートでいただいたご意見を真摯に受けとめ、今後も運営体制の改善を図ってまいります。

(9)出場者について
【ご意見】
昨年、「本当はプロテクト枠ではなかったのに実行委員会のミスで出場が確定した出場者がいた」というSNSでの投稿を目にして、悲しくなった。
【回答】
そのような事実はございません。ソロ部門と団体部門に同じ大学からのエントリーがあり、同じ学内団体に所属しているか確認した事象はありましたが、別の団体に所属している場合はプロテクト枠は適用されません。その場合、プロテクト枠でない一般応募者と同じ扱いとなり、公平にファクトシートを審査したうえで、全ての出場者が確定しております。

以上